昨日仕事を終わらせて退社しようとしているところにある若い部下に呼び止められました。たくさんの 部下がいる中で普段自分から声をかけてくることなんか考えられないタイプだったので1分でも早く家に帰りたかったのですが驚いて足を止めました。仕事でわからないことがあるのか?直属の上司とトラブルがあったのか?はたまた仕事を辞めたくなったのか。一瞬でいろんな憶測が自分の中で飛び交いました。
内容を聞いてみると数年後に仕事を辞めようと思っているとのことでした。
私はそれを聞いて必死で止めるというタイプではなく自分の人生だから自分の思ったようにやるべきだと思うタイプです。辞める=止めるというのがよく見るパターンだとは思うのですが、あれはどうかと思います。話をしっかり聞いた上でならいいとは思うんですけど。
仕事内容が嫌になったのかなと思いながら話を聞いてみると、結構計画を立てていたんです。
何年後まで仕事を続けて、○○万円貯まったら会社を辞めて勉強し、△△の資格のために勉強し、海外へ拠点を移したいみたいな。20代前半で自分は同じような考えをもてていたかというと絶対にそんなことはありませんでした。私も同じように就職して間もなく、転職という言葉が頭をよぎったことがあったのですが、特に具体的なプランはなく漠然としたものでした。そして何より現状を打破した後のことが恐くて恐くて踏み切れないという思いがありました。
私が彼に出した答えというのはもちろん賛成だが周りに迷惑をかけないように辞める準備をしなさいといったことでした。そして夢の実現のために必死で銀行にお金を貯金しているとのことだったので、
最終的には自己判断というのを前置きした上で少しだけ投資の話をして、私自身も学び始めたところだからわからないけどこういう世界もあるんだよ。お金を貯めるには銀行への貯金が最適というのはもしかしたら違うかもしれないという話をして終わりました。
目をキラキラさせながら真剣に夢を語る部下を見ていて、自分は歳をとったなと思いましたし、夢に向かって突き進もうとしている姿は素晴らしい物だと思いました。
自分は30代の後半になるのですがいつ始めても遅くないという思いは胸に抱いています。しかし、それに伴った行動ができているかと問われればそうではないかもしれません。
「今日が一番若い日です!」
私がよく視るYouTubeチャンネルにでてくる決まり文句です。本当にその通りだなと聞く度に思います。自分の人生を変えるためには自分が一歩を踏み出すしかありません。
昨日部下と話をしたことで少しだけ若い頃の自分を思い出しました。日々精進していきたいと思います。
今回はここまで!それではまた!バイバ~イ!
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