権利落ち日?権利確定日?

株式投資

日本の多くの株式会社が3月を期末月として設定しています。
権利付き最終日の売買が終了した翌営業日には配当金や株主優待等の権利が失われることになるため、株価が下落する傾向にあります。それを利用して持っている株を権利付き最終日まで寝かせておき、売ることによってキャピタルゲインを獲得しようとする投資家も多くいます。権利確定日の考え方は以下のようになります。

※SBI証券様のサイトからの抜粋

株主がその銘柄を保有することで株主権利(配当金・株主優待など)を得ることができる最終取引日のことを権利付最終売買日と呼びます。
株主権利を取得するためには、各企業が定めている権利確定日に株主として株主名簿に掲載されている必要があります。 そのためには、権利確定日から2営業日前(権利付最終売買日)までに株式を購入しないといけません。
上記の表のように権利確定日が3/31の株の配当金や株主優待を獲得したい場合は2営業日前の3/29までに株式を購入しておかないと権利確定日に株主として自分の名前が記録されないということになります。配当金や株主優待を獲得しようとする際は権利付き最終売買日をしっかり確認した上で購入しましょう。
では真ん中の権利落ち日とは何でしょうか。
権利落ち日
とは単純に最終売買日の翌営業日を指します。 権利落ち日以降に買付をしても、株主権利を得ることはできません。大切なお金ですので十分注意しましょう。
FIREを目指して配当金目的の投資をする際には必須の知識となります。どうしても頭に入らないと言う方は購入する前に「これでよかったよな?間違ってないよな?」といちいち調べてください。
いちいち調べる価値があります。配当目的で購入するタイミングとしてはもちろん可能な限り安く購入するのがベストですし、1回でも多く配当金を得たいですよね。
明日までに購入すれば直近の配当金をもらえる!と先急ぐ気持ちはわかりますが、権利落ち日に確約された配当金より遙か安い株価になってたらどうでしょう。目先の配当金を獲りに行かずに安い株価で購入して1つ先の配当金を待つほうがお得かもしれません。もちろん株価なんてどうなるかわかりませんし、権利落ち日に必ず下がるというわけでもありません。結局大事になってくるのは
購入する際の株価が高いのか安いのか」

これをしっかり考えた上で自分自身が納得して購入するのが大切だと考えています。
今回はここまで!それではまた!バイバ~イ!

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