【富豪への近道】複利の力　シミュレーション

「複利は人類最大の発明」
誰もが知っている物理学者アインシュタインの言葉として知られています。
この言葉には続きがあります。
「知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」
複利は投資にも大きく関わってきます。その複利をきちん理解しようというのが今回のお題目です。

複利って何？わかりやすく解説

複利知るために知るためには単利を理解していなければいけません。
「単利と複利の違い」を理解しましょう。

単利
元本にのみ利息がつくこと
例として100万円のお金を預けたとします。この場合自分が準備したこの100万円が元本（元のお金）になります。この元のお金だけに対して利息がつく事を単利といいます。
1年間の利息を5％としましょう。1年後にこの100万円には利息がつき105万円になります。2年後にも更に5万円つき110万円となります。その後も同じペースで115万円、120万円と増えていきます。

複利
元本に加えて運用した利益を再投資することで「元本+再投資分」に利息がつくこと
例として100万円のお金を預けたとします。この場合自分が準備したこの100万円が元本（元のお金）になります。この元のお金に加えて運用で得た利益に対して利息がつきます。
1年間の利息を5％としましょう。1年後にこの100万円には利息がつき105万円になります。2年後には105万円に対して5％の利息がつきますので110万2500円となります。
3年後にはその110万2千500円に対して5％の利息がつきます。このように単利と違い複利は元本はそのままでも一定金額が増えていくのではなく雪だるま式に増えていくのがポイントです。
元本は単利と同じく100万円のままですが単利の差額と比較すると5年で2万6282円もの差が付いていることがわかります。

複利の力を最大限に発揮するには

長い期間運用する

上記のシミュレーションでもわかる通り、複利での運用期間が長くなれば長くなるほど増え幅が大きくなります。ちなみに上の表の運用期間を15年間運用すると207万8928円となり元本が倍以上になります。単利で15年運用した場合はというと175万円にしかなっていませんので32万円以上多く増える計算です。

　2.投資元本を大きくする
元本に対して利息が発生するので、その元本が大きければ大きいほどその効果が見込めます。
大金持ちが複利運用したらとんでもないというわけですね。
先ほどのシミュレーションの元本100万円を1000万円で考えてみましょう。
100万円が15年で207万（+107万円）になるのに対して元本が10倍ですので増え方も10倍です。15年で1000万円が2079万円（+1079万円）になります。
　
　3.1日もでも早く運用を開始する
1.の長い期間運用するにも通ずる話ですが1日でも早く運用を開始することが大切です。
いつから複利効果を受け始めたか？という話になってきます。
雪だるまを作る想像をしてください。小さな雪玉を早くに転がし始めたほうが大きくなるのは明白です。

まとめ

今回は複利効果について可能な限りわかりやすくまとめてみました。
単利との差をわかっていただけたでしょうか。投資資金がどれだけ少なくても早くに運用を開始することはできますし、それがどれだけ大切なことなのかも理解できたはずです。
1日でも早くお金の雪玉を回し始めることをおすすめします。
今回はここまで！それではまた！バイバ～イ！！